Blog不動産売却時によくあるトラブルとは?注意点をご紹介します!
日常のニュースの中で、不動産トラブルという言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
不動産の売却を考えている方の中には、トラブルに巻き込まれたくないと考える方は多いはずです。
今回は、不動産を売却する際によくあるトラブル、そしてその際の注意点について解説します。
□土地に関する不動産売買で見られるトラブル
土地に関する不動産売買で見られるトラブルは、主に2つあります。
1つ目は、隣地との境界があいまいなことによるトラブルです。
原則、すべての土地は登記されているため、測量によってどこからどこまでが誰の土地であるかが明確に区分されているはずです。
しかし、前の測量から長い期間が経ったことにより、自分の土地と隣地との境界線があいまいになってしまう場合があります。
このような場合に、隣地の所有者が境界線を割り込んで勝手に使用してしまうトラブルが発生することがあります。
2つ目は、地下の埋設物によるトラブルです。
地下には、解体工事によって生じた廃材や、以前その土地で操業していた工場によって生じた産業廃棄物が埋設されている場合があります。
ただ、その土地の売主が埋設物の存在を知っていながら買主に報告することなく土地を引き渡し、買主が後に埋設物の存在を知った場合、その撤去費用でトラブルが発生してしまうことがあります。
□トラブルを避けるために、不動産の売却で注意しておくべきこと
隣地との境界トラブルを避けるためには、隣地との境界があいまいな場合、地積測量図や境界杭の位置を確認しておくべきです。
しかし、境界杭が風化してしまっており、代わりに中途半端な位置にフェンスが建てられていることもあります。
その場合は、隣地の所有者の承認を得たうえで土地測量を行うことをおすすめします。
既に隣地との境界トラブルが発生しており、土地測量を隣地の所有者に承認してもらえない場合があります。
この場合は、過去に定めた境界を明らかにする筆界特定制度を利用し、本来の境界を再度明らかにすることをおすすめします。
地下の埋設物によるトラブルを避けるには、地下にある埋設物を事前に撤去するか、もしくは買主に対して隠すことなくその存在を伝える必要があります。
埋設物がある場合は地価が下がることが大半であり、撤去する場合はその費用がかかってしまいます。
埋設物の存在を隠して引き渡した場合にそれが発覚してしまうと、より大きな損失を被ることになるので注意しましょう。
□まとめ
不動産を売却する際に発生するトラブルと、それを避けるための注意点について解説しました。
無駄な損失を避けるためにも、不動産の売却の際は、注意点をしっかりと確認しておきましょう。
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監修者情報
不動産の大西屋(有限会社 大西屋)
代表 塩﨑 悌吾